猫が恋した5日間



――すごいおいしい。



あいりがくれた物と思うともっと...






「じゃー、あいりは学校だから。また来るね。」



「ニャー」


そうすると、あいりは僕の頭をクシャッとなで走って行ってしまった。




あいりは本当に優しいんだ。

僕を人間の友達みたいに扱ってくれる。



僕に新しい世界をくれる。


暖かくて、眩しくて...


まるで毎日が、向日葵が咲く夏の様なんだ。






僕は見事にパンとミルクを完食した。



ミルクが入ってたお皿が綺麗に光る。


その度にあいりの顔を思い出す。







ほんと。



好きだわ...






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