大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
その様を見ているだけで目尻が下がりまくりの修太郎だった。
もちろん日織の洋装に合わせて自分もタキシードを着る羽目になったのだが、それはこの際どうでもいいとか思っている。
あくまでも〝修太郎にとっての主役は日織〟なので、自分は彼女の横に立って浮かなければそれで十分。
もっと言えば日織だけ単独で撮るんだって構わなかったくらいだ。
ワクワクルンルンの日織が言うままに適当に黒のタキシードを着ることになった修太郎だったけれど、日織の方はそうは思わなかったらしい。
「修太郎さんのタキシード姿! 本当にかっこよくて……私、どうにかなってしまいそうでしたっ!」
もじもじしながら自分を見上げてくる日織に、「貴女のその視線に僕の方がどうにかなってしまいそうです!」と修太郎は心の中で叫んだ。
もちろん日織の洋装に合わせて自分もタキシードを着る羽目になったのだが、それはこの際どうでもいいとか思っている。
あくまでも〝修太郎にとっての主役は日織〟なので、自分は彼女の横に立って浮かなければそれで十分。
もっと言えば日織だけ単独で撮るんだって構わなかったくらいだ。
ワクワクルンルンの日織が言うままに適当に黒のタキシードを着ることになった修太郎だったけれど、日織の方はそうは思わなかったらしい。
「修太郎さんのタキシード姿! 本当にかっこよくて……私、どうにかなってしまいそうでしたっ!」
もじもじしながら自分を見上げてくる日織に、「貴女のその視線に僕の方がどうにかなってしまいそうです!」と修太郎は心の中で叫んだ。