大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
修太郎は彼女の膣内に指を埋めながら、日織の耳元で甘く淫らに囁く。
「ね、日織。――今日は……〝このまま〟しても構いませんか?」
いつもなら避妊具を手に取るところを、その工程を省いてもいいですか?と問えば、「……はい」と日織が嬉しそうに頷いてくれる。
それは、日織がかつて〝既成事実〟さえ作ってしまえばふたりで一緒に暮らせると信じて、修太郎におねだりしてきた事だった。
あの時は結婚式を無事終わらせるまでは、と丁重に無理な理由をお話ししてお断り申し上げたのだけれど。
今ならば――というかこれから先はいつだって――日織さえそのつもりでいてくれるなら、何ひとつ障害はない。
「私、修太郎さんとの赤ちゃん、……たくさん、たくさん欲しいのですっ!」
そう言えば花嫁控え室でも、ご両親を前にそんな宣言をなさっていたな、と思い出した修太郎だ。
「子供、いっぱいいっぱい作りましょう! ――今日は……僕たち家族の記念すべき始まりの日です」
言って、修太郎は日織のヌルリと潤んだ入り口に、自身のたかぶりを当てがった。
「ね、日織。――今日は……〝このまま〟しても構いませんか?」
いつもなら避妊具を手に取るところを、その工程を省いてもいいですか?と問えば、「……はい」と日織が嬉しそうに頷いてくれる。
それは、日織がかつて〝既成事実〟さえ作ってしまえばふたりで一緒に暮らせると信じて、修太郎におねだりしてきた事だった。
あの時は結婚式を無事終わらせるまでは、と丁重に無理な理由をお話ししてお断り申し上げたのだけれど。
今ならば――というかこれから先はいつだって――日織さえそのつもりでいてくれるなら、何ひとつ障害はない。
「私、修太郎さんとの赤ちゃん、……たくさん、たくさん欲しいのですっ!」
そう言えば花嫁控え室でも、ご両親を前にそんな宣言をなさっていたな、と思い出した修太郎だ。
「子供、いっぱいいっぱい作りましょう! ――今日は……僕たち家族の記念すべき始まりの日です」
言って、修太郎は日織のヌルリと潤んだ入り口に、自身のたかぶりを当てがった。