大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
挿入(いれ)ますね?」

 一応一言断りを入れて、日織(ひおり)がうなずくのを確認してから、ゆっくりと日織の隘路(あいろ)を押し拡げるようにして彼女の中に侵入していく。

「ひゃ、あぁんっ」

 それが堪らないみたいにギュッと修太郎にしがみついてくる日織の膣壁が、懸命にひくついて修太郎を温かく包み込んでくれるのが物凄く気持ちよくて。

「く、っ……」

 薄い被膜が一枚ないだけで、こんなにも感じ方が違うのかと、初めての感覚に思わず吐息が漏れた修太郎だ。

 それに耐えながら根元までゆっくりと、たかぶる屹立を埋めたら、いつもよりギュッと全体が圧迫された感じがあって。

(子宮口が……降りてきてる?)

 そう思った修太郎だ。

 今までも、ゆるゆると突き動かしているうちにそうなることはままあったけれど、初っ端からこんなことはなかったから。

 日織もいつも以上に興奮してくれているのかな?と思って嬉しくなる。

 と、修太郎に抱きついたまま日織が、「あ、ぁんっ、そこ……っ」と熱く濡れた吐息を落として。

 修太郎は日織のブラのホックを外しながら日織の声に聞き耳を立てる。
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