大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
***
日織は、羽住から散々誘われたけれど、二次会は固辞させてもらった。
一刻も早く大好きな修太郎の顔を見たかったからだ。
別に羽住に言われたアレコレが引っかかっているわけではないと思いたいけれど、一緒に住めていない現状を鑑みると、2人でいられる時間は極力ともに過ごしたい、過ごさなくちゃいけない!と強く感じてしまった。
羽住からの誘いを断る時、そんなあれこれに捉われていたら、思いのほか表情が曇っていたらしく、やたらと心配されてしまった。
――いわく、「お前、ホントにその旦那と結婚して幸せなのか? お前ばっかり辛いんじゃないのか?」と。
羽住のその問いかけで日織は余計に決心したのだ。
会場を出たら、すぐにでも修太郎さんに連絡を取ろう、と。
大好きな修太郎の顔を見れば、今思い悩んでいることなど些末なことだと流せる気がした。
日織は、羽住から散々誘われたけれど、二次会は固辞させてもらった。
一刻も早く大好きな修太郎の顔を見たかったからだ。
別に羽住に言われたアレコレが引っかかっているわけではないと思いたいけれど、一緒に住めていない現状を鑑みると、2人でいられる時間は極力ともに過ごしたい、過ごさなくちゃいけない!と強く感じてしまった。
羽住からの誘いを断る時、そんなあれこれに捉われていたら、思いのほか表情が曇っていたらしく、やたらと心配されてしまった。
――いわく、「お前、ホントにその旦那と結婚して幸せなのか? お前ばっかり辛いんじゃないのか?」と。
羽住のその問いかけで日織は余計に決心したのだ。
会場を出たら、すぐにでも修太郎さんに連絡を取ろう、と。
大好きな修太郎の顔を見れば、今思い悩んでいることなど些末なことだと流せる気がした。