大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
日織から上目遣いで、「して……頂きたいのです」と恥ずかしそうに瞳をうるうるさせながら秋波を送られた修太郎は、心のなかで「本気ですかっ」と、日頃は使わないような俗な言葉でひとり天を振り仰いだ。
とにかく何もかもが日織の手のひらの上。
そんな気がしつつ――。
「――日織さん……っ」
修太郎は抑えきれない衝動に突き動かされて、腕の中の日織をギュッと抱きしめて、愛らしい唇を荒々しく塞いだ。
「あ、ん……しゅ、たろぉさん……っ、もっと……」
ギュッと胸元に縋り付いてくる日織の肩から、中途半端な状態のままぶら下がっていたブラジャーの肩紐を落としながら、修太郎は口付けの角度を深くしていく。
日織が、修太郎から与えられる熱に浮かされ、身体の力が緩んできた頃、彼女をギュッと支えながら修太郎は静かな声音でうら若い妻を試すように言葉を投げかけた。
とにかく何もかもが日織の手のひらの上。
そんな気がしつつ――。
「――日織さん……っ」
修太郎は抑えきれない衝動に突き動かされて、腕の中の日織をギュッと抱きしめて、愛らしい唇を荒々しく塞いだ。
「あ、ん……しゅ、たろぉさん……っ、もっと……」
ギュッと胸元に縋り付いてくる日織の肩から、中途半端な状態のままぶら下がっていたブラジャーの肩紐を落としながら、修太郎は口付けの角度を深くしていく。
日織が、修太郎から与えられる熱に浮かされ、身体の力が緩んできた頃、彼女をギュッと支えながら修太郎は静かな声音でうら若い妻を試すように言葉を投げかけた。