大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
「そんな姿を見せられたら、僕はまたキミに酷くしてしまいそうで……正直とても困ります」
修太郎はグッと奥歯に力を入れると、自分の中の激情を押し殺そうと頑張った。
そんな葛藤と戦いつつ、苦しそうに眉根を寄せた修太郎を見上げた日織が、口を塞いでいるのとは別の手で修太郎の頬に触れてきた。
「あの……修太郎さん。――私、酷くされても平気です、よ? 私、こう見えて……そんなに〝やわ〟じゃないのですっ」
よしよしと、頬から頭に移した手で修太郎の頭を撫でる日織に、修太郎は息を呑むぐらい驚かされた。
「本当に貴女という人は――!」
言って、日織のショーツを一気に足から抜き取ると、膝裏をグイッと抱え上げる。
「きゃっ」
そのことに思わず悲鳴を上げた日織に、
「僕を甘やかして付け上がらせて……。どうなっても知りませんよ?」
わざと日織の身体を折りたたむように押し上げて、彼女の足越し、日織の顔を見下ろすようにしてそう告げたら、今度は日織が瞳を見開く番だった。
「あ、あのっ、修太郎さっ? さ、すがに……こ、この格好は……恥ずかしぃ……ですっ」
修太郎はグッと奥歯に力を入れると、自分の中の激情を押し殺そうと頑張った。
そんな葛藤と戦いつつ、苦しそうに眉根を寄せた修太郎を見上げた日織が、口を塞いでいるのとは別の手で修太郎の頬に触れてきた。
「あの……修太郎さん。――私、酷くされても平気です、よ? 私、こう見えて……そんなに〝やわ〟じゃないのですっ」
よしよしと、頬から頭に移した手で修太郎の頭を撫でる日織に、修太郎は息を呑むぐらい驚かされた。
「本当に貴女という人は――!」
言って、日織のショーツを一気に足から抜き取ると、膝裏をグイッと抱え上げる。
「きゃっ」
そのことに思わず悲鳴を上げた日織に、
「僕を甘やかして付け上がらせて……。どうなっても知りませんよ?」
わざと日織の身体を折りたたむように押し上げて、彼女の足越し、日織の顔を見下ろすようにしてそう告げたら、今度は日織が瞳を見開く番だった。
「あ、あのっ、修太郎さっ? さ、すがに……こ、この格好は……恥ずかしぃ……ですっ」