大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
8.私、行きたいのですっ!*
トロンとした日織とシャワーを浴びて。
大好きな妻の身体の隅々まで洗って差し上げる、という野望も果たして大満足の修太郎だ。
ジャグジー付きの浴槽に、ホテルが用意してくれていた泡入浴剤を入れてほんのり薔薇の香りが漂うバブルバスにしたのは、身体を洗っている最中に日織が段々覚醒してきてやたらと恥ずかしがるようになってしまったから。
修太郎としては湯船の中でも日織の身体がもっとクリアに見える透明なお湯に浸かりたかったのだけれど、泣きそうな目をして「こんな明るいのは……恥ずかしいのですっ」と顔を見上げられては折れざるを得なかった。
修太郎は、今日は目一杯日織を甘やかす、と決めたのだから。
大好きな妻の身体の隅々まで洗って差し上げる、という野望も果たして大満足の修太郎だ。
ジャグジー付きの浴槽に、ホテルが用意してくれていた泡入浴剤を入れてほんのり薔薇の香りが漂うバブルバスにしたのは、身体を洗っている最中に日織が段々覚醒してきてやたらと恥ずかしがるようになってしまったから。
修太郎としては湯船の中でも日織の身体がもっとクリアに見える透明なお湯に浸かりたかったのだけれど、泣きそうな目をして「こんな明るいのは……恥ずかしいのですっ」と顔を見上げられては折れざるを得なかった。
修太郎は、今日は目一杯日織を甘やかす、と決めたのだから。