大安吉日。私、あなたのもとへ参りますっ!
「僕は日織さんの身体は余す所なく隅々まで見たい派なのに……とても残念です」
クスッと笑って、真っ赤になって熱をもった日織の耳朶をやんわり食んだら、日織が「や、ダメっ」と吐息を落として身じろいだ。
それだけで下腹部に熱が溜まるのを抑えられない修太郎だったのだけど。
「ひゃっ。しゅ、しゅーたろさっ。当たってますっ」
泣きそうな顔をして距離を取られて、修太郎は思わず瞳を見開いた。
眉根を寄せて瞳を潤ませた日織が本当に可愛くて。
さっきまで散々〝ここ〟をご自分の中に受け入れて、深く深く繋がっていたくせに、この反応は本当反則ですね、と思わずにはいられない。
それで、無意識に日織の下生えの先に手を伸ばそうとしたら「にゅ、入浴剤っ。入れて下さるって……おっしゃったのですっ」とか。
修太郎はその言葉に思わず動きを止めて。日織の必死な様子に口の端に笑みが浮かべてしまった。
浴槽に溜めた湯からの蒸気で浴室全体が温まっているとはいえ、ずっと洗い場でウダウダしていては日織に風邪をひかせてしまうかもしれない。
クスッと笑って、真っ赤になって熱をもった日織の耳朶をやんわり食んだら、日織が「や、ダメっ」と吐息を落として身じろいだ。
それだけで下腹部に熱が溜まるのを抑えられない修太郎だったのだけど。
「ひゃっ。しゅ、しゅーたろさっ。当たってますっ」
泣きそうな顔をして距離を取られて、修太郎は思わず瞳を見開いた。
眉根を寄せて瞳を潤ませた日織が本当に可愛くて。
さっきまで散々〝ここ〟をご自分の中に受け入れて、深く深く繋がっていたくせに、この反応は本当反則ですね、と思わずにはいられない。
それで、無意識に日織の下生えの先に手を伸ばそうとしたら「にゅ、入浴剤っ。入れて下さるって……おっしゃったのですっ」とか。
修太郎はその言葉に思わず動きを止めて。日織の必死な様子に口の端に笑みが浮かべてしまった。
浴槽に溜めた湯からの蒸気で浴室全体が温まっているとはいえ、ずっと洗い場でウダウダしていては日織に風邪をひかせてしまうかもしれない。