酒飲み女子がどきどきさせられてます
side 八木敏樹・2
元カレ
初めてよった香坂さんを見て浮かれていたのかもしれない。
いや。俺、八木敏樹の方が酔っ払っていたのかもしれない。
香坂さんと口田課長がつきあっていることは知っていたのに、自分の気持ちを伝えてしまった。しかも中途半端に。
香坂さんは怒っていした、嫌われてしまったかもしれない。
せっかく同じ課になって、指導係にもなってもらって、たくさん話す機会もできたというのに。
ああ。。。。気が重い。
金曜日に歓迎会が開かれ、土日休みの今日、月曜日。
どんな顔をして香坂さんに会えというのだ、、、、、、、、、。
駅から会社までの道のりがこれほど億劫に感じたことはなかった。
「はああ」
深いため息を一つつくと、ばしんっ!!
「った!」
背中を誰かに叩かれた。
見ると、そこには香坂さんがいた。
「香坂さん!」
「月曜の朝からため息とかなくない?」
「ほら、遅刻するよ」と腕を引っ張られてた。
「あの、、、、金曜日、、、」
というと、
「ああ、飲み会?ごめん、酔っ払っててあんまり覚えてなくて、、、何かしちゃったかな?」
どうやら香坂さんは覚えていないようだった。
「いえ、香坂さんじゃなくて、俺がしちゃって、、、すみませんでした」
「まあ、お酒の席だし。大丈夫だよ。気にしないで」
とにこやかに微笑むと、「ほれ、遅れるってば」と足を速めた。
いや。俺、八木敏樹の方が酔っ払っていたのかもしれない。
香坂さんと口田課長がつきあっていることは知っていたのに、自分の気持ちを伝えてしまった。しかも中途半端に。
香坂さんは怒っていした、嫌われてしまったかもしれない。
せっかく同じ課になって、指導係にもなってもらって、たくさん話す機会もできたというのに。
ああ。。。。気が重い。
金曜日に歓迎会が開かれ、土日休みの今日、月曜日。
どんな顔をして香坂さんに会えというのだ、、、、、、、、、。
駅から会社までの道のりがこれほど億劫に感じたことはなかった。
「はああ」
深いため息を一つつくと、ばしんっ!!
「った!」
背中を誰かに叩かれた。
見ると、そこには香坂さんがいた。
「香坂さん!」
「月曜の朝からため息とかなくない?」
「ほら、遅刻するよ」と腕を引っ張られてた。
「あの、、、、金曜日、、、」
というと、
「ああ、飲み会?ごめん、酔っ払っててあんまり覚えてなくて、、、何かしちゃったかな?」
どうやら香坂さんは覚えていないようだった。
「いえ、香坂さんじゃなくて、俺がしちゃって、、、すみませんでした」
「まあ、お酒の席だし。大丈夫だよ。気にしないで」
とにこやかに微笑むと、「ほれ、遅れるってば」と足を速めた。