神様の操り人形

十回目の人生

俺は教師として働いている。子どもに学ぶ楽しさを教え、立派な大人になるために手を引いてあげる仕事だ。俺はこの仕事に誇りを持っている。

教師として働いていると、いいことばかりだ。昼ご飯は給食があるから昼食代がかからないし、子ども好きだと他人からのウケがいい。そして何より！子どもって可愛い！！

「ハァ〜……。めっちゃくちゃ可愛い！子どもって何でこんなに可愛いんだ！？」

ふっくらとした肌、世の中の汚さを知らない純粋な目、「先生！」と嬉しそうに話しかけてくる姿、全てが愛おしくてたまらない。俺のクラスにはいい子が多いから、尚更可愛く見えてくる。

「このフニフニな頬っぺたにキスしてみたいなぁ〜。みんなの裸ってどんな感じなんだろ？」

想像するだけで胸が熱くなり、よだれが出てしまう。それほど子どもが好きだ。

「そうだ！今度の体育の着替える時間に……」

ニヤリと俺は笑い、机の引き出しからあるものを取り出した。