恋と旧懐~兎な彼と私~
溺愛
水面下でのバトル,水色
「いや,よくないわ!」
冬休みが過ぎ去り,進級する日。
暁くんと同じクラスになれたらなぁなんて呑気に考えられるだけの余裕はなかった。
私,キスされた?
ファーストキス?
え,え,誰に?
いや,暁くんだよ。
え,夢? そんな都合のいい……
こんなにパニクってたら都合がいいのかも分からない。
も,意味分かんない。
勢い余っちゃったんだよね? ワケわかんなくなったんだよね?
「愛深~!」
「は,陽菜~ぁ」
「えなにどうしたの?」
「うーぅん,どうもしてないよ」
言えるわけないよ。
「それより陽菜は?」
「あっそーだ! 私達また一緒だよ! 3年は離れちゃうかもしれないけどね」
手を叩いて,苦笑する陽菜に,私もパッと笑顔になる。
冬休みが過ぎ去り,進級する日。
暁くんと同じクラスになれたらなぁなんて呑気に考えられるだけの余裕はなかった。
私,キスされた?
ファーストキス?
え,え,誰に?
いや,暁くんだよ。
え,夢? そんな都合のいい……
こんなにパニクってたら都合がいいのかも分からない。
も,意味分かんない。
勢い余っちゃったんだよね? ワケわかんなくなったんだよね?
「愛深~!」
「は,陽菜~ぁ」
「えなにどうしたの?」
「うーぅん,どうもしてないよ」
言えるわけないよ。
「それより陽菜は?」
「あっそーだ! 私達また一緒だよ! 3年は離れちゃうかもしれないけどね」
手を叩いて,苦笑する陽菜に,私もパッと笑顔になる。