恋と旧懐~兎な彼と私~
「またねいっちゃん。ありがとー」
            
「ばいなら~」      
             
             
             
話が終わったと悟ると,私はバイバイとサヨナラを合体させた造語で挨拶をする。
              
これはいらない情報だけど,他にもじゃいならなど,多数ある。  
           
友達によく笑われた。
                      
              
              
「じゃあね~」
              
              
             
伊希の返事を聞いて思う。
             
良かったって。      
           
やっぱり変わらない。
            
今も,伊希とは学科が違うだけで同じ学校だ。
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