恋と旧懐~兎な彼と私~
「暁くん! あのね!」
「うるさい」
お昼になって急いで向かうと,暁くんは片手で耳を覆う動作をして顔を歪めた。
おっと,勢いつけすぎちゃった。
私は反省して,もう一度仕切り直す。
「あの,クリスマス,空いてますか?」
謎の敬語。
やっぱり勢いも大事だったかもしれない。
「……どっち?」
「え?」
「イブかそうじゃないか」
そんなの
「来てくれるならどっちでもいい」
イベント事じゃなくてもいい。
「じゃあクリスマスで。また弘んとこ召集かかってるからイブは無理。クリスマスも3時から6時までになるけど」
「来てくれるの!? 全然! それでいいよ!」
「どこに行きたいの?」
「んー。考えてなかった」
夕方かぁ,3時……おやつ?
『あっ愛深! 私この前……』
陽菜が言ってたとこ,行きたいかも。
「うるさい」
お昼になって急いで向かうと,暁くんは片手で耳を覆う動作をして顔を歪めた。
おっと,勢いつけすぎちゃった。
私は反省して,もう一度仕切り直す。
「あの,クリスマス,空いてますか?」
謎の敬語。
やっぱり勢いも大事だったかもしれない。
「……どっち?」
「え?」
「イブかそうじゃないか」
そんなの
「来てくれるならどっちでもいい」
イベント事じゃなくてもいい。
「じゃあクリスマスで。また弘んとこ召集かかってるからイブは無理。クリスマスも3時から6時までになるけど」
「来てくれるの!? 全然! それでいいよ!」
「どこに行きたいの?」
「んー。考えてなかった」
夕方かぁ,3時……おやつ?
『あっ愛深! 私この前……』
陽菜が言ってたとこ,行きたいかも。