遊び人の美容師に溺愛されてます。
クリスマスが近くなった頃。

 亮くんの美容院で髪を切ってもらったあと、亮くんが仕事終わるのを近くで待っていた。

 すると、知らない男の人に声かけられた。
「1人ですか?一緒にご飯でもいきません?」
「あ、約束してるんですいません。」
「いいじゃん。行こうよ。」
「いやです。」

「俺の彼女に何してんの?」
「男かぁ。」
手を離して、去って行った。
亮くんが来た。

「お待たせ。」
「ありがとう。」
車に乗った。
「陽菜、可愛くなりすぎ。
 声かけられるようになってんじゃん。」
怒ったようなすねたような言い方だった。
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