プリンセスはぁと❤ラブ
☆甲斐視点☆

愛莉亜、今日雅也と見合いだったよな。


愛莉亜大丈夫なのか?

って言うか、なんで雅也が相手なんだよ?


アイツは危険だ・・・。


まぁこっちの世界の雅也だろうけど、とにかくアイツには近寄らせたくなかったのにな。


気になる。

そうだ電話すればいいんじゃん♪

そしてピーチを手に取り愛莉亜に電話した。


「もしもし甲斐?」と可愛い愛莉亜の姿。


やっぱ顔も見れるっていいな。
今日も可愛い❤



「愛莉亜、今大丈夫か?」

「うん」

「お前さぁ・・・見合いしたんだって?」

「誰から聞いたの?」

「田中だよ」

「ああ優衣ね。うんしたよ・・・って言うかさせられたって感じ?しかも相手はあの雅也だし」


ああ、それも知ってる。


「そうなのか?こっちの世界の雅也だよな?」

「うんそう・・・。こっちの世界のマサヤも嫌な奴なのよね!」


そうだ、嫌だな確かにアイツは。


「そうか・・・。ってことは俺達だけがこの世界に来たって事なんだな」




なぜかホッとしている俺。


俺達以外にも、こっちへ来てたらなにかと面倒だ。

なぜかって?

愛莉亜を奪われちゃうかもしんないから。


まぁそんなことはないだろうけど。


俺は愛莉亜のこととなると馬鹿みたいに愛莉亜でいっぱいになる。


今なにしてるんだろう?とか今泣いてないか?とか、気になって仕方ないんだ。


それから明日学校で愛莉亜に会う約束をしてピーチを切った。

そして次の日。

ふう。んじゃあそろそろ行きますか!


そして俺は学園に向かった。


学園に着くとなにやら人だかりが出来ていた。


ん?誰がいるんだ?と確認しようとしたら
「カイ様おはようございます」と数人の女から声を掛けられた。

「おはよう。今日も綺麗だねプリンセス」と心にも無いことを言った。

途端に「きゃあ~~❤」と言う叫び声が聞こえた。


ああ、うるさい奴らだな。ったく!

そして俺は人だかりが出来てるところを見て見た。


やっぱり愛莉亜か。

そうじゃないかとは思ってたけどな。

っうか今日もすっげぇ可愛いし❤


愛莉亜より可愛い女なんて世界中探したっていない!


そう思っていると愛莉亜が数人の男に囲まれていた。


俺の愛莉亜に触るんじゃねえぞお前ら!


そして愛莉亜の笑顔が見えた。

ん?なに笑ってるんだ?

そんな可愛い顔俺以外に見せんなよ・・・頼むから。


そして男の方を見ると全員真っ赤な顔をしていた。
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