プリンセスはぁと❤ラブ
☆甲斐視点☆

愛莉亜遅いなぁ・・・。

俺はいつものように休み時間に学園長室で愛莉亜を待っていた。



もう1時間経った・・・。


こんなに遅れるなんて事今までなかった。


それに愛莉亜はそんな女じゃないしな・・・。


もしかして・・・愛莉亜に何かあったのか?


そして俺は部屋を出て廊下を歩いていた女子に聞いてみた。



「ねぇ君さ、愛莉亜姫知らない?」

「アリア姫様ですか?さぁ見てませんけど・・・」

「そうかありがとう」


何人かに聞いてみた・・・けどなかなか愛莉亜の居場所が見つからなかった・・・。



「あのカイ様・・・」


誰だ?

振り返ると男がいた。


「なんか用かな?」

「はいアリア姫様をお見かけしたもので・・・探していらっしゃるんですよね?」

「うん、そうなんだ」

「アリア姫様が何者かに連れ去られるのを目撃したんです」




連れ去られた?俺の大事な愛莉亜が!!!!!

もしかして・・・誘拐されたとか?


「それでどうなったんだ?」

「それで僕急いで馬車を呼んでアリア姫様の後を追ったんです」

「それで?」

「それが・・・おかしいんですよね・・・。着いた場所は・・・アリア姫様のお屋敷だったんです」



愛莉亜の家?

どういう事だ?


「そうかわかった。ありがとう」



「ユウヤいるか?」とピーチでユウヤに連絡を取った。

「はい、どうかされたんですか?」

「ああ愛莉亜を助けに行く」

「え?アリア姫様どうかされたんですか?」

「とにかく愛莉亜を助けなきゃいけねぇんだよ」

「わかりました。少し落ち着いてくださいカイ様」

「・・・。わかった」

「で場所はどこなのですか?」

「愛莉亜の屋敷だ・・・」

「アリア姫様のお屋敷ですか?なぜ・・・」

「それが俺にもわからないんだ。けど、早く愛莉亜を助けたい!!」

「ええ、では今すぐ行きましょう」

「いいのか?」

「当たり前です。私もアリア姫様が心配ですから」

「ユウヤありがとう」

「どういたしまして」



そして俺達は愛莉亜の家に向かった・・・。


愛莉亜無事でいてくれよ・・・。


今すぐ助けに行くからな!!!!!!
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