新月Days



触れるだけの、軽いキス。



目を開けたまましたキスは、なんだか安心感を与えてくれた。



確かにツキトは、ここにいてくれる。



そんな風に、確かめるように目を閉じたら、



ツキトからは、優しいキスが降ってきた。



ちゅ。ちゅ。リップノイズをたてながら、何度も何度もキスしてくれる。


あたしを抱き締めたツキトは、



「あぁー、アヤちゃんは、俺の癒やしー!」



なんて言ってくれた。



.
< 172 / 248 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop