先輩、付き合ってください。
「ここ、先輩好きそうな雰囲気だなって思ったんですよ」
なんて言いながらチケット売り場を通り過ぎる後輩くん
「ちょっ、後輩くん、チケット買わなきゃ入れないよっ」
後輩くんを引き止めるため、腕を掴む
「あぁ、それなら大丈夫です。もう買ってありますよ」
ヒラヒラっとチケットを振る後輩くん
「えっ、じゃあ払うよっ…!」
後輩に奢られるわけには………っ
「あ、いらないです」
スパッと言い切る後輩くん