お嬢様の恋 ~秘書兼護衛係はお嬢様への一途な想いを隠せない~
「お祝いいただいたの。」
咲が玲の方を見る。
「すみません。ありがとうございます。こちらからわがままを言ってきていただいたのに。」
「私も会いたかったからうれしいです。」
京子は微笑みながらも玲の抱いている赤ちゃんに瞳はくぎ付けになっている。
「抱いてあげてください。」
「え?いいの?」
咲と玲が嬉しそうに頷く。
京子は荷物を置き、ソファに座って恐る恐る息子を抱っこした。
「かわいい。あったかい。」
「ずっしり来るでしょ?」
「本当だ。ちゃんと重い・・・。」
京子の瞳からぽたぽたと涙が落ちる。
咲が玲の方を見る。
「すみません。ありがとうございます。こちらからわがままを言ってきていただいたのに。」
「私も会いたかったからうれしいです。」
京子は微笑みながらも玲の抱いている赤ちゃんに瞳はくぎ付けになっている。
「抱いてあげてください。」
「え?いいの?」
咲と玲が嬉しそうに頷く。
京子は荷物を置き、ソファに座って恐る恐る息子を抱っこした。
「かわいい。あったかい。」
「ずっしり来るでしょ?」
「本当だ。ちゃんと重い・・・。」
京子の瞳からぽたぽたと涙が落ちる。