好みの彼に弱みを握られていますっ!
一緒に出されていた、どこぞの窯元からやってきたような小皿に牛タンをひと切れ載せられて、「遠慮はしなくていいですよ」と言われたら食べるしかないよね?
食欲に負けてしまう自分にあれこれ言い訳をしながら、思い切って肉塊を口に放り込んだら牛タン特有のコリコリした食感と、香ばしいスモーク臭がたまらなく美味しくて。
「んー、これっ! 最高ですっ!」
無意識にグラスのビールをあおって、上機嫌にうなってしまう。
味も結構しっかりついていて、本当にビールに合う!
「私、家では発泡酒しか飲めないんですよ〜。お金ないんで」
いわゆるビールテイスト飲料的なもの。
それでも十分美味しいのだけれど、やっぱりちゃんとしたビールを飲むと、違うなって思う。
「キンキンに冷えたビールって、何でこんなに美味しんでしょう!」
しかも真っ昼間っから飲んでいると言う背徳感が、うまみに拍車をかける。
ついつい嫌なことから目を逸らして、楽しいことに流れたくなるのは私の悪い癖。
食欲に負けてしまう自分にあれこれ言い訳をしながら、思い切って肉塊を口に放り込んだら牛タン特有のコリコリした食感と、香ばしいスモーク臭がたまらなく美味しくて。
「んー、これっ! 最高ですっ!」
無意識にグラスのビールをあおって、上機嫌にうなってしまう。
味も結構しっかりついていて、本当にビールに合う!
「私、家では発泡酒しか飲めないんですよ〜。お金ないんで」
いわゆるビールテイスト飲料的なもの。
それでも十分美味しいのだけれど、やっぱりちゃんとしたビールを飲むと、違うなって思う。
「キンキンに冷えたビールって、何でこんなに美味しんでしょう!」
しかも真っ昼間っから飲んでいると言う背徳感が、うまみに拍車をかける。
ついつい嫌なことから目を逸らして、楽しいことに流れたくなるのは私の悪い癖。