好みの彼に弱みを握られていますっ!
「ひゃわわわっ」
私が目を閉じようと閉じまいとキスをするのをやめるつもりはないみたいで、容赦なく迫ってくる宗親さんのお顔に、私は悲鳴をあげてギュッと目を閉じた。
と、柔らかな感触が唇を覆って。
宗親さんと唇を合わせるのも、確かこれでもう5回目。
初めてではないのに私の唇よりもはるかに柔らかくてきめ細かい、でも体温だけは私よりも若干低く感じられるその感触に毎回毎回ドキドキさせられてしまう。
「ふ、っ、ぁ……」
声なんて微塵も出したくないのに、宗親さんが口付けの角度を変えるたび、口の端を割って甘い吐息が漏れてしまう。
なんでこの人のキスはこんなに気持ちいいんだろう。
私、元カレとのキスでこんなに蕩かされたこと、ないのに。
宗親さんからの口付けにうっとりと翻弄されていたら、不意に胸元に手を乗せられて、私はビクッと身体を強張らせた。
「あ、ダメっ、待っ……」
服越しで胸に触れらることは事前に打診済みで、実際に見なければOKですよね?と言質だって取られたのに。
私はまだ覚悟が足りていなかったみたいです……。
私が目を閉じようと閉じまいとキスをするのをやめるつもりはないみたいで、容赦なく迫ってくる宗親さんのお顔に、私は悲鳴をあげてギュッと目を閉じた。
と、柔らかな感触が唇を覆って。
宗親さんと唇を合わせるのも、確かこれでもう5回目。
初めてではないのに私の唇よりもはるかに柔らかくてきめ細かい、でも体温だけは私よりも若干低く感じられるその感触に毎回毎回ドキドキさせられてしまう。
「ふ、っ、ぁ……」
声なんて微塵も出したくないのに、宗親さんが口付けの角度を変えるたび、口の端を割って甘い吐息が漏れてしまう。
なんでこの人のキスはこんなに気持ちいいんだろう。
私、元カレとのキスでこんなに蕩かされたこと、ないのに。
宗親さんからの口付けにうっとりと翻弄されていたら、不意に胸元に手を乗せられて、私はビクッと身体を強張らせた。
「あ、ダメっ、待っ……」
服越しで胸に触れらることは事前に打診済みで、実際に見なければOKですよね?と言質だって取られたのに。
私はまだ覚悟が足りていなかったみたいです……。