好みの彼に弱みを握られていますっ!
「あ、……メで、すっ、むね、っ、……ぁぁ、んっ」
ダメです、宗親さん、と言いたかったのに、舌先で先端を転がされて。
布越しとはいえチュッと音を立ててそこを吸い上げられた私は、あまりの気持ちよさに言葉が途中で喘ぎ声に変わってしまった。
ぼんやりした甘い痺れの中、「宗親さん」と「胸」って出だしが一緒なんだ、とかどうでもいいことを考えてしまう。
「春凪。胸がダメなの? ――それとも僕の名前を呼んで行為を止めたかっただけ?」
しっとりと宗親さんの唾液で濡らされた胸元……。
白いシャツが濡れて薄らと色付きが透けて見えていて。
触れなくても分かる。
私のそこ――。
「ね? 春凪。ちゃんと触ってあげればキミの身体はこんなにも可愛らしく男の愛撫に応えてくれるんです。春凪の可愛いのがちゃんと顔を出してるの、自分でも分かるでしょう?」
「んんっ」
スリ……と指の腹、天を向いてピンと勃ち上がった先端を押しつぶすようにこねられて、私は眉根を寄せて小さく声を漏らす。
いつだったかほたるが言っていた、「胸を触られると気持ちいい」っていうのは、こういうことだったんだ!って涙目で実感させられて。
ダメです、宗親さん、と言いたかったのに、舌先で先端を転がされて。
布越しとはいえチュッと音を立ててそこを吸い上げられた私は、あまりの気持ちよさに言葉が途中で喘ぎ声に変わってしまった。
ぼんやりした甘い痺れの中、「宗親さん」と「胸」って出だしが一緒なんだ、とかどうでもいいことを考えてしまう。
「春凪。胸がダメなの? ――それとも僕の名前を呼んで行為を止めたかっただけ?」
しっとりと宗親さんの唾液で濡らされた胸元……。
白いシャツが濡れて薄らと色付きが透けて見えていて。
触れなくても分かる。
私のそこ――。
「ね? 春凪。ちゃんと触ってあげればキミの身体はこんなにも可愛らしく男の愛撫に応えてくれるんです。春凪の可愛いのがちゃんと顔を出してるの、自分でも分かるでしょう?」
「んんっ」
スリ……と指の腹、天を向いてピンと勃ち上がった先端を押しつぶすようにこねられて、私は眉根を寄せて小さく声を漏らす。
いつだったかほたるが言っていた、「胸を触られると気持ちいい」っていうのは、こういうことだったんだ!って涙目で実感させられて。