好みの彼に弱みを握られていますっ!
「身体全体が薄らと桜色です、春凪。白い肌が薄紅に染まる様、すっごく綺麗ですけど……キミはこの姿を、元彼にも見せたんですか?」
胸の頂に。肌に吐息がかかるほど近く顔を寄せられて紡がれる言葉に、私は小さく息を飲んだ。
「あんっ、……それ、ダメっ、宗親さ……っ」
言いたいことは山ほどあるのに……口から出るのはそんなセリフばかりで。
今にもピンと固く張り詰めたそこを、宗親さんに食べられてしまうんじゃないかという期待が、さらに先端を固く尖らせる。
宗親さんからの質問にだってまともに応えられないままに全身に鳥肌を立てて身悶える私に、宗親さんが〝男〟の顔をして私を見下ろしてくるの。
スッと細くすがめられた宗親さんからの視線が、ゾクゾクするぐらい冷たくて……なのにその目で見つめられただけで、身体の芯が燃えるみたいに熱くなっていく。
「……宗親っ、さんが……初めてですっ」
コウちゃんは、――元彼はこんな風に私をたかぶらせた事なんて、ただの1度だってなかったのだから。
宗親さんからの視線に耐えきれなくなって、思わずそう口走った私に、彼が「それは良かった」とにっこり微笑んだ。
胸の頂に。肌に吐息がかかるほど近く顔を寄せられて紡がれる言葉に、私は小さく息を飲んだ。
「あんっ、……それ、ダメっ、宗親さ……っ」
言いたいことは山ほどあるのに……口から出るのはそんなセリフばかりで。
今にもピンと固く張り詰めたそこを、宗親さんに食べられてしまうんじゃないかという期待が、さらに先端を固く尖らせる。
宗親さんからの質問にだってまともに応えられないままに全身に鳥肌を立てて身悶える私に、宗親さんが〝男〟の顔をして私を見下ろしてくるの。
スッと細くすがめられた宗親さんからの視線が、ゾクゾクするぐらい冷たくて……なのにその目で見つめられただけで、身体の芯が燃えるみたいに熱くなっていく。
「……宗親っ、さんが……初めてですっ」
コウちゃんは、――元彼はこんな風に私をたかぶらせた事なんて、ただの1度だってなかったのだから。
宗親さんからの視線に耐えきれなくなって、思わずそう口走った私に、彼が「それは良かった」とにっこり微笑んだ。