好みの彼に弱みを握られていますっ!
***
「ちょっと待ってくださいね」
宗親さんがベッドサイドからティッシュを取って、私の身体を濡らす彼自身の吐き出したものを軽く拭ってくださって。
「シャワー、先にどうぞ?」
先刻脱がされてしまったシャツを、私の身体に掛けてくださいながら、そう提案してくださった。
「あ、あの……」
恐る恐る宗親さんを見上げたら、
「新しいシャツ、出しておきますのでそれは洗濯機に」
って言われて、言いたかった言葉を吐息とともにゴクッと飲み込む羽目になる。
――ねぇ、宗親さん。私の身体は……貴方のお眼鏡にかないましたか? また抱いてもいいって……そう思って下さいましたか?
「ちょっと待ってくださいね」
宗親さんがベッドサイドからティッシュを取って、私の身体を濡らす彼自身の吐き出したものを軽く拭ってくださって。
「シャワー、先にどうぞ?」
先刻脱がされてしまったシャツを、私の身体に掛けてくださいながら、そう提案してくださった。
「あ、あの……」
恐る恐る宗親さんを見上げたら、
「新しいシャツ、出しておきますのでそれは洗濯機に」
って言われて、言いたかった言葉を吐息とともにゴクッと飲み込む羽目になる。
――ねぇ、宗親さん。私の身体は……貴方のお眼鏡にかないましたか? また抱いてもいいって……そう思って下さいましたか?