好みの彼に弱みを握られていますっ!
27.勘違いしてしまいそうです*
宗親さんが、あんまりにも大切に大切に私の身体をほぐしてくださるから、私は本当に彼に愛されているのではないかと勘違いしてしまいそうになる。
キスだって私、こんなに丁寧に慈しむような口づけをされたことがない。
宗親さんからの、私の反応をうかがうように進められるキスは元カレから受けていたキスとは全然違っていて。
こうちゃんのはもっともっと性急で、ただただ自分本位に私の口の中をかき回していただけだったんだと、今更のように気が付いた。
キスって……本来はこんな風に相手の気持ちいいところを探るように進められるものなのね。
それは、もしかしたらただ単に経験値の差なのかも知れない。
こうちゃんだって、あと数年もしたら宗親さんのような相手を労れるキスが出来るようになったのかも?
その思いは、宗親さんが私の身体に触れるときにも感じさせられて。
私が濡れてこないことに苛立つようにいつもローションを使っていたこうちゃんとは違って、宗親さんはそんなもの必要ないのだと私に自信を与えてくださる。
キスだって私、こんなに丁寧に慈しむような口づけをされたことがない。
宗親さんからの、私の反応をうかがうように進められるキスは元カレから受けていたキスとは全然違っていて。
こうちゃんのはもっともっと性急で、ただただ自分本位に私の口の中をかき回していただけだったんだと、今更のように気が付いた。
キスって……本来はこんな風に相手の気持ちいいところを探るように進められるものなのね。
それは、もしかしたらただ単に経験値の差なのかも知れない。
こうちゃんだって、あと数年もしたら宗親さんのような相手を労れるキスが出来るようになったのかも?
その思いは、宗親さんが私の身体に触れるときにも感じさせられて。
私が濡れてこないことに苛立つようにいつもローションを使っていたこうちゃんとは違って、宗親さんはそんなもの必要ないのだと私に自信を与えてくださる。