好みの彼に弱みを握られていますっ!
(私、まさか宗親さんに寝顔見られてません、よ、ね!?)
自慢じゃないけど宗親さんみたいに美し〜お顔で眠れている気がしない。
今までは同じベッドで眠っていても、端っこに寄って彼に背中を向けていたから辛うじてセーフだったけど、今日はこんなにも間近で……しかも宗親さんの腕の中。
まさか半眼開けて寝ているとは思わないし、思いたくないけれど……。
(いや、まさか、ね)
絶対ない!って言えないところが怖くなる。
私は何とか寝起きのダメダメな顔面をそこそこ見られるぐらいに整えるため、そぉっと宗親さんの腕の中から抜け出した……――かったのに!
ゆっくりと身体を起こしたところでグッと腰に腕を回されて。
「にゃひっ!?」
今度こそ変な声を漏らしてしまって、宗親さんにクスクス笑われてしまった。
っていうかっ。
ふと見下ろした先、自分が全裸なことに気が付いて、私は慌てて布団を引っ張った。
「春凪ってば、そんなに僕の裸が見たいの?」
途端、宗親さんの身体を覆い隠していた布団を私が奪う形になってしまって、宗親さんの超絶引き締まった美しいお尻を見てしまった私は真っ赤になった。
自慢じゃないけど宗親さんみたいに美し〜お顔で眠れている気がしない。
今までは同じベッドで眠っていても、端っこに寄って彼に背中を向けていたから辛うじてセーフだったけど、今日はこんなにも間近で……しかも宗親さんの腕の中。
まさか半眼開けて寝ているとは思わないし、思いたくないけれど……。
(いや、まさか、ね)
絶対ない!って言えないところが怖くなる。
私は何とか寝起きのダメダメな顔面をそこそこ見られるぐらいに整えるため、そぉっと宗親さんの腕の中から抜け出した……――かったのに!
ゆっくりと身体を起こしたところでグッと腰に腕を回されて。
「にゃひっ!?」
今度こそ変な声を漏らしてしまって、宗親さんにクスクス笑われてしまった。
っていうかっ。
ふと見下ろした先、自分が全裸なことに気が付いて、私は慌てて布団を引っ張った。
「春凪ってば、そんなに僕の裸が見たいの?」
途端、宗親さんの身体を覆い隠していた布団を私が奪う形になってしまって、宗親さんの超絶引き締まった美しいお尻を見てしまった私は真っ赤になった。