好みの彼に弱みを握られていますっ!
***
一時間眠れたか眠れないかの朝なのに、シャワーを浴びた宗親さんはいつも通りクールなイケメンで。
対して私は身体中がしんどくて、お風呂場にも一人では行けなくて宗親さんに抱き抱えられて脱衣所まで連れて行かれてしまった。
さすがにやり過ぎてしまったと反省なさったのかな。
そんな私に、宗親さんが「春凪。今日はお休みしていいよ?」と言ってくれて。
「僕が有給休暇を申請しておくから印鑑貸してくれる?」
とまで提案されてしまった。
明け方までエッチしてしんどいので今日はお休みします、って社会人として許されるのでしょうか?
もちろん有給休暇には取得理由なんて書かなくていいから別に堂々としていて構わないのだけれど、何だか後ろめたいことは確かで。
「……あの、私、お休みしても、宗親さん、困りませんか?」
休ませてもらえるのは嬉しいけれど、私がサポートしなくても宗親さんは大丈夫なのかな。
思わずそんな自惚れたことを問いかけてしまったのは、私がいなくても平気だって思われるのは何だか寂しかったから。
一時間眠れたか眠れないかの朝なのに、シャワーを浴びた宗親さんはいつも通りクールなイケメンで。
対して私は身体中がしんどくて、お風呂場にも一人では行けなくて宗親さんに抱き抱えられて脱衣所まで連れて行かれてしまった。
さすがにやり過ぎてしまったと反省なさったのかな。
そんな私に、宗親さんが「春凪。今日はお休みしていいよ?」と言ってくれて。
「僕が有給休暇を申請しておくから印鑑貸してくれる?」
とまで提案されてしまった。
明け方までエッチしてしんどいので今日はお休みします、って社会人として許されるのでしょうか?
もちろん有給休暇には取得理由なんて書かなくていいから別に堂々としていて構わないのだけれど、何だか後ろめたいことは確かで。
「……あの、私、お休みしても、宗親さん、困りませんか?」
休ませてもらえるのは嬉しいけれど、私がサポートしなくても宗親さんは大丈夫なのかな。
思わずそんな自惚れたことを問いかけてしまったのは、私がいなくても平気だって思われるのは何だか寂しかったから。