好みの彼に弱みを握られていますっ!
新事実に「はわわ〜。なるほどぉ〜」と一人浸っていたら、
「それにっ! お前だけ恋が実ってるのずるいだろ……⁉︎」
明智さんから小さくつぶやくように落とされた言葉が不意に耳に入ってきて、私は「え⁉︎」と思う。
あ! さっきから明智さんが〝友達連れ〟にこだわってるのって……。
「明智しゃっ、もしかしてほたりゅのこと……」
言ったら、「そうだって言ったら柴田さん、協力してくれる?」とか。
「勿論れすっ!」
私が鼻息も荒く前のめりになったのは言うまでもない。
私を抱く宗親さんの腕の力が強まってなかったらきっと、カウンターにバン!って手をついてたと思うの。
「やぁ〜ん。恋バナ楽しぃ〜っ♡」
キャイキャイする私の反応が気に入らなかったのかな。
「それにっ! お前だけ恋が実ってるのずるいだろ……⁉︎」
明智さんから小さくつぶやくように落とされた言葉が不意に耳に入ってきて、私は「え⁉︎」と思う。
あ! さっきから明智さんが〝友達連れ〟にこだわってるのって……。
「明智しゃっ、もしかしてほたりゅのこと……」
言ったら、「そうだって言ったら柴田さん、協力してくれる?」とか。
「勿論れすっ!」
私が鼻息も荒く前のめりになったのは言うまでもない。
私を抱く宗親さんの腕の力が強まってなかったらきっと、カウンターにバン!って手をついてたと思うの。
「やぁ〜ん。恋バナ楽しぃ〜っ♡」
キャイキャイする私の反応が気に入らなかったのかな。