俺の気持ちに気づけよ、バーカ!


桜ちゃんから、告白したのかな?

いつ、会っているんだろうな?


週末に、私の家に泊まることを
受け入れてあげるくらい、
心が深い彼女さんなんだろうなぁ。


負けだよ。

絶対に勝てないよ。

だって私が彼女だったら
女性が住む家になんて
泊まりに行ってほしくないもん。



今朝、私が桜ちゃんに放った言葉。

思い出し。

罪悪感で
胸がぎゅーぎゅー押しつぶされる。


『亮くんと優くんが寝たら、
 私の部屋に来て欲しい』


そんなこと
桜ちゃんに言わなきゃよかった。


< 147 / 332 >

この作品をシェア

pagetop