騎士様と合コンして狙い撃ちしたら、まさかの恋仲になれちゃいました。もう離れたくないと縋るので可愛すぎてしんどい。
シャーロックがそう呟いた時、すごく驚いた。そんな風に明らかに気分を害した様子を、私に対しては見せることはあまりなかったからだ。それまでどれだけ彼が嫌な気持ちだったのかを、声音だけで察した。
さっきイグナスくんが言っていたことを思い出す。彼が可愛い顔を見せるのは、ただ一人私の前でだけ。
「う、うん……あの……ドレスの後ろにある釦を外して欲しい……わかる?」
私は髪の上に固定されているヴェールをまとめて、左の肩へと流した。そうして、後ろにシャーロックに背中を向ける。
プチンプチンと何度か音がして、それほど間がなく開いた背中に冷えた空気が当たる。そこに冷たくて柔らかなものが軽く触れた気がして、私は短い悲鳴をあげた。
「っ……ひゃっ……」
振り返ると、シャーロックは私の腰を片手でなんなく支えて楽しそうな顔をしている。
「ごめん。白いドレスって、俺が思っていたよりかなり扇情的だった。汚したくなる……だから、式用って白いのかな」
それはもうわかったから背中に何度か軽いキスをしながら、一人で納得するのやめて欲しいっ……。
さっきイグナスくんが言っていたことを思い出す。彼が可愛い顔を見せるのは、ただ一人私の前でだけ。
「う、うん……あの……ドレスの後ろにある釦を外して欲しい……わかる?」
私は髪の上に固定されているヴェールをまとめて、左の肩へと流した。そうして、後ろにシャーロックに背中を向ける。
プチンプチンと何度か音がして、それほど間がなく開いた背中に冷えた空気が当たる。そこに冷たくて柔らかなものが軽く触れた気がして、私は短い悲鳴をあげた。
「っ……ひゃっ……」
振り返ると、シャーロックは私の腰を片手でなんなく支えて楽しそうな顔をしている。
「ごめん。白いドレスって、俺が思っていたよりかなり扇情的だった。汚したくなる……だから、式用って白いのかな」
それはもうわかったから背中に何度か軽いキスをしながら、一人で納得するのやめて欲しいっ……。