騎士様と合コンして狙い撃ちしたら、まさかの恋仲になれちゃいました。もう離れたくないと縋るので可愛すぎてしんどい。
「俺も……俺も。君を失うことなど、絶対にもう考えられない。本当に、若いからなどと甘えている場合ではなかった。強い力を持つことにするよ。そうすれば……我が身が惜しい連中は、もう手出ししないだろう」

「……シャーロック?」

「ごめん。もう、動いて良い? 君自身はまあ……知らないとは思うけど、エレノアの中って気持ち良過ぎて……」

「……初めての時と一緒になっちゃう?」

 微笑んだ私がそう言って首に両手をかけると、シャーロックはちょっとだけ情けない顔をしてゆっくりと動き出した。彼はもうどう動けば、私が最も快感を感じるか、理解している。巧みな腰使いに翻弄され、奥にある触れただけで鋭い刺激を感じてしまう良いところは既に開発済み。

「うっ……ああっ……ああっ……いっちゃうっ……」

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