私には人と付き合う資格はない。
「なんでいるの?」
「会いたくて。
 いつもと雰囲気違うね。」
「あっうん。」
「やっぱり、諦められない。」

本当のことを話せば、あきれられて終われると思い、話すことにした。

「中に入って。ちゃんと話す。」
「話すって何を?」
「私の本当のことを・・・」

コーヒーを入れ、翔太くんにはソファに座ってもらった。私は床に座り話した。
< 17 / 23 >

この作品をシェア

pagetop