500文字恋愛小説
№55 なにか問題でも?
彼と買い物中。
ランジェリーショップでセールの文字。
……気になる。
でも。
「いいよ、いってくれば?
一緒に入るし」
「はい?」
「なにか問題でも?」
えっと。
恥ずかしくないんですかね?
でも彼は私の腕を取ると、積極的にお店に中に入っていく。
中に入ると彼は、物珍しそうに周囲を見渡していた。
「なあ」
肩をちょんちょんされて振り向くと、彼がブラを片手に立っていた。
「これ。
これがいい」
「はい?」
私が持ってない、乙女チックなピンクの奴。
それを臆面もなく勧めてくる。
「趣味じゃないっていうか」
「おまえ、色白いからこういうのが似合うんだよ。
それに、どうせそれを愛でて外すのは俺だ。
なら、俺の好みのを買うのが正解」
しれっとそんなことをいう奴に、顔が一気に熱くなった。
ランジェリーショップでセールの文字。
……気になる。
でも。
「いいよ、いってくれば?
一緒に入るし」
「はい?」
「なにか問題でも?」
えっと。
恥ずかしくないんですかね?
でも彼は私の腕を取ると、積極的にお店に中に入っていく。
中に入ると彼は、物珍しそうに周囲を見渡していた。
「なあ」
肩をちょんちょんされて振り向くと、彼がブラを片手に立っていた。
「これ。
これがいい」
「はい?」
私が持ってない、乙女チックなピンクの奴。
それを臆面もなく勧めてくる。
「趣味じゃないっていうか」
「おまえ、色白いからこういうのが似合うんだよ。
それに、どうせそれを愛でて外すのは俺だ。
なら、俺の好みのを買うのが正解」
しれっとそんなことをいう奴に、顔が一気に熱くなった。