500文字恋愛小説
№61 You're mean.
「All right?」
「わかりません。日本語で話してください」
「That's no good」
意地悪く、先生が笑う。
リムレスの眼鏡と相まって、根性悪そう。
……現在。
英語の補修中。
先生は一言も日本語を話してくれない。
「ほんとに意地悪ですね」
「What?」
「だから意地悪……えっと。You're mean?」
「You think so?」
「あ、えっと。You're mean」
くくっ、なぜか先生は笑ってる。
あの、私なんか、
おかしなこといいましたかね?
「Certainly Maybe so.Because I do such a thing to a student」
「なに言って……」
先生の顔が近づいてきたかと思ったら、
おでこにそっと……唇がふれた。
すました顔して
テキストの続きを読もうとする先生に、
体温が上がっていく。
「What's wrong?」
「ほんとにYou're mean、です」
※先生の訳
「わかった?」
「ダメだよ」
「なに?」
「君はそう思う?」
「そうかもしれないね。
だって生徒に
こんなことしちゃうくらいだから。」
「どうかした?」
You're mean.は「意地悪ですね」
「わかりません。日本語で話してください」
「That's no good」
意地悪く、先生が笑う。
リムレスの眼鏡と相まって、根性悪そう。
……現在。
英語の補修中。
先生は一言も日本語を話してくれない。
「ほんとに意地悪ですね」
「What?」
「だから意地悪……えっと。You're mean?」
「You think so?」
「あ、えっと。You're mean」
くくっ、なぜか先生は笑ってる。
あの、私なんか、
おかしなこといいましたかね?
「Certainly Maybe so.Because I do such a thing to a student」
「なに言って……」
先生の顔が近づいてきたかと思ったら、
おでこにそっと……唇がふれた。
すました顔して
テキストの続きを読もうとする先生に、
体温が上がっていく。
「What's wrong?」
「ほんとにYou're mean、です」
※先生の訳
「わかった?」
「ダメだよ」
「なに?」
「君はそう思う?」
「そうかもしれないね。
だって生徒に
こんなことしちゃうくらいだから。」
「どうかした?」
You're mean.は「意地悪ですね」