王子の盲愛
「理世ちゃん、落ち着いた?」
マンションに帰り着き、二人はソファに座り王弥は理世を抱き締め背中をさすっている。
「ん…ごめんね、もう少しだけ…このまま…」
理世は、ずっと顔を埋めたまましがみついていた。
「うん、わかった!
いいよ!理世ちゃんが気が済むまで、こうしてるからね!」
王弥はひたすら、理世の背中をさすり続けた。
「━━━━━━私ね…」
理世は王弥にしがみついたまま、ゆっくり話し始めた。
「うん」
王弥も、背中をゆっくりさすりながら耳を傾ける。
「中学三年の頃、いじめられたの…」
「そう…」
「さっきの、新道さんに……
退いちゃった…かな…?」
「どうして?」
「だって……いじめなんて…」
「…………辛かったね…僕が傍にいたら、助けてあげられてたのに、悔しいなぁ…」
「え?」
理世は思わず、王弥を見上げた。
「僕が傍にいたら、絶対助けてたよ。
理世ちゃんにそんな苦しい思い、絶対させない!」
理世はまた、涙腺が緩みあっという間に溢れた。
「ありがとう、王弥くん。ありがとう!」
泣きながら微笑む理世に、王弥も微笑んで理世の涙を拭った。
「でも、もう大丈夫だよ!これからは、僕がずーっと放れないから!」
「うん!嬉しい…」
「だいぶ、笑顔が戻ってきたね!」
「うん、王弥くんのおかげ!
私、王弥くんに支えてもらってばかりだ!」
「当たり前!!
僕言ったよね?僕なしでは生きれなくなってって!
だからね。
理世ちゃんは、そのままでいいんだよ?」
理世の頬を包み込み、目を覗き込んで言う。
「王弥く……」
「でも……もっと、僕を必要として?
もっと…僕だけになって……!」
王弥の顔が近づき、口唇が重なった。
キスが深くなって、そのままソファに沈むように押し倒す王弥。
王弥の啄むようなキスが、頬や身体に落ちていく。
「王弥く…」
「ん…理世ちゃん、好き……
理世ちゃん…気持ちい……?」
「ん…幸せ…」
「フフ…僕も……」
「王弥くん…」
「ん?」
「私も…したい……」
「え?」
身体にキスを落としていた王弥が、顔を上げ理世の顔を見上げた。
「私も…王弥くんに、キスしたい…/////」
ベッドに移動して、仰向けに寝た王弥の上に跨がっている理世。
王弥の服を脱がしながら、王弥の身体にキスを落としていく。
不器用で、ぎこちないが……王弥はその理世の精一杯の愛情表現に、劣情を煽られていく。
「理世…もっとして…?」
「ん…王弥く…」
「もっと…僕を愛して?」
「うん……」
「理世…好き…大好き……もっと…もっと……」
二人は、何度も抱き合い果てた。
マンションに帰り着き、二人はソファに座り王弥は理世を抱き締め背中をさすっている。
「ん…ごめんね、もう少しだけ…このまま…」
理世は、ずっと顔を埋めたまましがみついていた。
「うん、わかった!
いいよ!理世ちゃんが気が済むまで、こうしてるからね!」
王弥はひたすら、理世の背中をさすり続けた。
「━━━━━━私ね…」
理世は王弥にしがみついたまま、ゆっくり話し始めた。
「うん」
王弥も、背中をゆっくりさすりながら耳を傾ける。
「中学三年の頃、いじめられたの…」
「そう…」
「さっきの、新道さんに……
退いちゃった…かな…?」
「どうして?」
「だって……いじめなんて…」
「…………辛かったね…僕が傍にいたら、助けてあげられてたのに、悔しいなぁ…」
「え?」
理世は思わず、王弥を見上げた。
「僕が傍にいたら、絶対助けてたよ。
理世ちゃんにそんな苦しい思い、絶対させない!」
理世はまた、涙腺が緩みあっという間に溢れた。
「ありがとう、王弥くん。ありがとう!」
泣きながら微笑む理世に、王弥も微笑んで理世の涙を拭った。
「でも、もう大丈夫だよ!これからは、僕がずーっと放れないから!」
「うん!嬉しい…」
「だいぶ、笑顔が戻ってきたね!」
「うん、王弥くんのおかげ!
私、王弥くんに支えてもらってばかりだ!」
「当たり前!!
僕言ったよね?僕なしでは生きれなくなってって!
だからね。
理世ちゃんは、そのままでいいんだよ?」
理世の頬を包み込み、目を覗き込んで言う。
「王弥く……」
「でも……もっと、僕を必要として?
もっと…僕だけになって……!」
王弥の顔が近づき、口唇が重なった。
キスが深くなって、そのままソファに沈むように押し倒す王弥。
王弥の啄むようなキスが、頬や身体に落ちていく。
「王弥く…」
「ん…理世ちゃん、好き……
理世ちゃん…気持ちい……?」
「ん…幸せ…」
「フフ…僕も……」
「王弥くん…」
「ん?」
「私も…したい……」
「え?」
身体にキスを落としていた王弥が、顔を上げ理世の顔を見上げた。
「私も…王弥くんに、キスしたい…/////」
ベッドに移動して、仰向けに寝た王弥の上に跨がっている理世。
王弥の服を脱がしながら、王弥の身体にキスを落としていく。
不器用で、ぎこちないが……王弥はその理世の精一杯の愛情表現に、劣情を煽られていく。
「理世…もっとして…?」
「ん…王弥く…」
「もっと…僕を愛して?」
「うん……」
「理世…好き…大好き……もっと…もっと……」
二人は、何度も抱き合い果てた。