人生諦めたオッサンとキラキラ女子大生エピソード1
「誰かメモ帳落としてる。って…ウソだろ」
メモ帳を開いたコウジは絶句した
ひと目でユカの字と分かった

そこにはびっしりといろいろ書かれていた
接客はもちろん、教えてもないのに、商品の特徴、レシピ、盛り付けなどなど

「あの子ったら…」
覗いたナツミは泣き出しそうだった

コウジは動けなかった
「影でこんなに頑張ってたんかよ
こりゃ、必死に教えないと」

「ナツミ、先帰っていいよ。やること思い出したわ」

半笑いのコウジをみてナツミはうなづいたナツミが帰った後、コウジはノートパソコンを立ち上げた

その間、アメスピを吸いながらコーヒーを飲んでいた

「さぁ、気合い入れてやりますか」
ノートパソコンに向かいながらつぶやいた
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