人生諦めたオッサンとキラキラ女子大生エピソード1
ユカはというと、あれほど苦手だったコウジに会うのが楽しみになっていた

コウジと同じシフトの日は朝から胸が高鳴っていた!

まだ幼いユカはこれが恋だとは知らなかった

ある日、トモコに聞いてみた

「コウジさんって彼女いるんですか?」
それを聞くとトモコは爆笑した

「いつの間にギャグが言えるようになったの?この子は」
「おかしいですか?」
「ごめん、いないよ」

ユカの顔が緩やかになっていた
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