人生諦めたオッサンとキラキラ女子大生エピソード1
「あーあ…よくこんなとこで寝れるな」
「トモコさん、コウジさんが…」
「大丈夫!生きてるから!これかぶせてあげな。私は戻るから」
ユカはトモコから毛布を受け取った

久々に会うコウジは疲れ果てていて、びっくりしたが、寝顔を見たら安心した
「寝顔、子供みたい」
自然と笑みがこぼれた

「毎日毎日お疲れ様!」
気がついたら頭を撫でていた
ユカにとっては幸せのひとときだった

影で、トモコとナツミが微笑みながら様子をみていた

「ユカちゃん。ちょっと」
頃合いをみつけて、ナツミがバックヤードに入ってきた
< 39 / 68 >

この作品をシェア

pagetop