皇子の婚約者になりたくないので天の声に従いました
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さてこちらは、昼の任務を終えたマーティン。祭りと言うこともあり、せっかくだから部下たちを誘い、夕飯を兼ねて酒場に行こうとしていた。明日の朝も早いから、今日は詰所への泊まりが決定している。今から明日の朝くらいまでは、羽目を外しても文句は言われないだろう。多分。
途中、同じように今日の任務を終えた第四騎士隊の隊長と出会ってしまった。
「よ、マーティン」
「ロビーか」
「何が悲しくて、祭りの日に仕事なんだろう、な」
な、と言ったときにロビーはその右腕で一方的にマーティンの肩を組んできた。
「お前、相変わらずいい身体してんなぁ。で、これからどこに行くわけ?」
マーティンの胸をわさわさとまさぐる。そういう趣味は無いので、やめて欲しいとマーティンは思うのだが、それをなかなか口にはできない自分もいる。
「食事を兼ねて、酒場にだ」
言い、マーティンは部下たちの顔を見る。
さてこちらは、昼の任務を終えたマーティン。祭りと言うこともあり、せっかくだから部下たちを誘い、夕飯を兼ねて酒場に行こうとしていた。明日の朝も早いから、今日は詰所への泊まりが決定している。今から明日の朝くらいまでは、羽目を外しても文句は言われないだろう。多分。
途中、同じように今日の任務を終えた第四騎士隊の隊長と出会ってしまった。
「よ、マーティン」
「ロビーか」
「何が悲しくて、祭りの日に仕事なんだろう、な」
な、と言ったときにロビーはその右腕で一方的にマーティンの肩を組んできた。
「お前、相変わらずいい身体してんなぁ。で、これからどこに行くわけ?」
マーティンの胸をわさわさとまさぐる。そういう趣味は無いので、やめて欲しいとマーティンは思うのだが、それをなかなか口にはできない自分もいる。
「食事を兼ねて、酒場にだ」
言い、マーティンは部下たちの顔を見る。