貴方が弾く音が好き
別れ
12月に入った頃。
楽都くんは学校を休んでいた。
LINEをしても既読にすらならなかった。
急だった。意味がわからなかった。
12月中旬になり、楽都くんは学校に来た。
でも、音楽室には来なかった。
私が話しかけても、冷たい態度。
『嫌われたのかな?嫌いならそう言って欲しい。』
楽都くんを呼びとめた。
「楽都くん、私のこと嫌いになったの?」
「まぁ、そうだな。
奏に興味なくなった。別れよ。」
「わかった。」
『嫌われた。』
すごくショックだった。
号泣した。
自宅に帰っても、何も手につかない。
食欲もなくなった。
お母さんが心配してるのはわかった。
「嫌われちゃった。」
「そっかあ。そういう時は、泣くのが一番。たくさん泣いたらいいよ。」
お母さんはそっとしといてくれた。
楽都くんは学校を休んでいた。
LINEをしても既読にすらならなかった。
急だった。意味がわからなかった。
12月中旬になり、楽都くんは学校に来た。
でも、音楽室には来なかった。
私が話しかけても、冷たい態度。
『嫌われたのかな?嫌いならそう言って欲しい。』
楽都くんを呼びとめた。
「楽都くん、私のこと嫌いになったの?」
「まぁ、そうだな。
奏に興味なくなった。別れよ。」
「わかった。」
『嫌われた。』
すごくショックだった。
号泣した。
自宅に帰っても、何も手につかない。
食欲もなくなった。
お母さんが心配してるのはわかった。
「嫌われちゃった。」
「そっかあ。そういう時は、泣くのが一番。たくさん泣いたらいいよ。」
お母さんはそっとしといてくれた。