笑い方を忘れた女総長
見れば誰でもわかるでしょ
俺様はそんな事もわからないくらい頭悪いんかな?

雷「んな事みりゃーわかんだよ」

なんだコイツさっきから手が震えてやがる
あっ
もしかして・・・・・・

『なんで我慢してんの?』

雷「は?なにが?」

『だって拳震えるくらいトイレ我慢してんでしょ?早く行きなよ』

「「「「・・・・・・(コイツ天然なのかよ)」」」」

は?
なんでコイツら固まってんの?

『おーい』

秋「ぷっ!wwwwwwwwwwwwwwwwwww」

スピーカーがいきなり大声で笑い出した

うるっせぇなぁ
んだよいきなり
笑う要素がどこにある⁉︎

秋斗はツボったのかずっと笑っている

ブチッ
まぁあんだけ騒がれたらこうなるよね、誰でも
だから私は悪くねーよ

雷『「うるっせぇ、テメ秋斗いつまで笑ってんじゃねぇ!(いつまで笑ってんの!このスピーカー!」』

秋「ヒッす、すみません・・・」

私は人と声が被ったことに驚いて勢いよく振り向いた

・・・声が被った相手は俺様だったらしい
あ、

『てかあんたトイレ大丈夫なの?』

俺様さっきトイレ行きたくて震えてなかったっけ?

雷「美菜は何言ってんだよ。俺がいつトイレ行きたいなんて言ったよ」

『あっそ』

たしかに・・・・・・
俺様はトイレ行きたいとか言ってない!

なんだ
私の勘違いか・・・・

ハァ

私が溜息をつくと
俺様が「ボソ)溜息つきてぇのはこっちだ」と言っていたことを私は知らなかった

ジーッ

なんか視線を感じる・・・・・・
視線を感じる方を見るとスピーカーだった

『なに』

秋「さっき俺のことスピーカーっつったろ!」

ゲッ

普通聞き取れないでしょあの状況

英「えっそうなの?」

『っ』

女みたいな奴が上目遣いで言ってきた

ハア
私は溜息をつき

『言いましたけど』

と開き直った
だって言い訳とか面倒いし

秋「ほらー!やっぱり!」

ほらやっぱり
言ったら絶対騒ぐと思ったから言わなかったんだよ

久「秋斗がうるさいからですよ」

秋「うっごめんなさい」

腹黒がスピーカーを黙らせた
すげー(棒
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