最強総長さまに愛されすぎている件について〜女嫌いの総長はブラコン地味子ちゃんを好きすぎる〜

(はぁ〜可愛い・・・・・ウサギみたい)


 なんだろう彼女を見ていると、こう・・・・なんて言ったらいいのか分からないけど胸のあたりか熱くなるんだ。なんだかどんどん愛おしさが募っていく・・・・・・・・


 出会ってからまだ数秒しかたってないが自分でもわかる。これはきっと恋なんだってーーーーーーー


「あ、あった!これだ、あとこれもあげる。」


 探し物があったらしい。彼女はそのまま大量のカイロと毛布をくれた。好きな子から貰えるのはなんだって嬉しい。でも・・・・


(さすがに・・・・カイロの量多すぎじゃないか?)


 量が異常な手元にあるカイロをじっと見つめていると、勘違いしたのか


「あ、貼るカイロも欲しい?この前箱買いしたからいっぱいあるの。あげるよ」


 などと言い、ボクの手の上にさらに数十枚の貼るカイロを乗せてきた。


「あ、大丈夫で・・・」
「ん?足りない?もっと貰う?」


 断ろうとすると、さらにカイロを積み上げていく。


 きっと彼女はいらないって言ったらもっとあげるタイプの人だ。


 そんなところさえも可愛いと思ってしまう。


「え、遠慮しときます。」


(この量はさすがに持ちきれないので・・・・・・・)
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