最強総長さまに愛されすぎている件について〜女嫌いの総長はブラコン地味子ちゃんを好きすぎる〜





「あー、弟君達にねぇ。ちなみに私は圧倒的(こう)くんかなぁ~!なんか余裕みたいなのがあって良いよね~!」






「そうかな?腹黒く見えるんだけど・・・・・・まぁ、でも私には可愛い弟がいるからそういうの間に合ってるよ」






 私には運動も勉強もできて、その上イケメンな歩と悠生という双子の”義弟””がいる。お姉ちゃんお姉ちゃんと、私にずっとくっついていた。




 
 ”義”弟。私は母と前のお父さんの子供で、歩と悠生は今の父の子。




 
 私には分からないけど母と前の父には大きな何かがあったらしく、前の父の顔に似てる私は母にとても嫌われ、再婚してからは新しい父と共に毎日嫌味を言って、無視され続けた。







 ひどい日にはご飯を抜かれ、そういう日には歩と悠生が色々買ってきてくれたけど、本当に小さい頃は大変だった。

 


 

 ちなみに、歩たちが私に懐いている理由だけど、一度、母と父は離婚の危機にあい、2年くらい家の雰囲気が最悪な時があった。確か歩達が小4、5ぐらいだった気がする。






 その時に色々あって、歩と悠生は私にべったりになったんだよね。




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