甘い天使の甘い罰
よし!なんとか成功……!


「もう大丈夫だぞ……!」


そう陽に言われて陽の横に並んだ


「ありがとー。今日はこれで安心できる。」


「じゃあな~俺、今日用事あるんだよ。」


「そっか、ごめん……また明日。」


陽にバイバイと言って下校する私。


多分、追いかけてはこれないから一安心。


下校中の生徒も多いし、バレないはず。


そう思いながらだんだん人が少なくなっていった

私の家って結構人が少ないところにあるから、ここら辺は一人になるんだよね。


本当は陽がいるんだけど、今日用事だって言うし。


そう安心していた時。


グイッ


急に私の手をひかれて近くの塀にいわゆる壁ドンをされた


閉じていた目を開くとそこにはあの後輩がいた。


「……せんぱい。酷いです……僕、待ってたのに……」


これ……ヤバいんじゃ………


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