甘い天使の甘い罰
□■□■□■


「おはよー優愛。」


「おはよう。」


「おっ、今日はポニーテールか~ジンジンくるね~う・な・じ♪」


「朝から気持ち悪いんですけど。」


「あらま、ツンデレ度は変わってないみたいだね」



「ツンデレじゃないんで。」


陽もいつも通り。


そりゃあ昨日のこと知らないからいつも通りか。



すると一人の可愛いらしい女の子がこちらに寄ってきた


きっと陽目当てだと思うけど。


「ひ、柊くんっ!」


「ん?どーした?」


「これ、クッキー作ってきたんだけど……柊くんに食べてほしくて……それと、放課後、伝えたいことがあるの……校舎裏に来てもらってもいい……?」


「クッキーありがとー!めっちゃうまそう~放課後、校舎裏に行くわ~!」


女の子が陽に渡したのは可愛らしいハートのクッキー。


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