甘い天使の甘い罰
「……そーなんですか……?」

そう言って私の手をギュッと掴む後輩。



優愛、この視線に負けちゃダメだ……


「せんぱい……「わ、分かった。一緒に食べればいいんでしょ?」」



………負けた。


ってかこれ以上目立ちたくないし。


「やったぁ!じゃあ行きましょ~!」


そう言って私の腕を両手で大事そうに掴む後輩。


「……あっ、そうだ!」


何か思い付いたように陽のところへいく後輩。


陽に近づいて何かを言って戻ってきた


「せんぱい。僕、せんぱいのこと大好きですからね?」


「それは嫌というほど知ってる。」

そりゃあそうだ。だって毎朝毎朝、好きって告白されてるんだから。


「せんぱいが思ってるよりも1000倍位好きですよ?」


「言うと思った。」


こうして私達は屋上へ行った


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