人嫌いな双子
聖と陽の世界
僕らは双子
『幹待って』
そう言い終わる前に幹は屋上を出て行った
陣流の奴らは唖然としている
それはそうだろう
あんな大声を幹はあまり出さない
喋る時も声が小さくて聞こえない事多いし
僕は幹を追いかけようとした
おっと
僕は一旦走り出した足を止めて背を向けたまま陣流に話し掛けた
『とにかく、僕らに関わんないで。人が嫌いだからさ、僕達』
そう言って幹の後を追いかけた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
–陽–
京「ねぇ幹、待ってよ!ねぇってば!」
後ろで京が俺に呼び止めている
だから止まると
京「わ!いきなり止まんないでよ!!転んだじゃん!んっ」
次はそう怒られた
意味がわからない
俺は言われた通りにしただけだ
京「んっ」
そんな事を考えていると京が手を差し出してきた
俺は一瞬何やってんだ?と思ったがすぐ理解した
あーあそういう事か・・・・・・・
『はぁ』
そう言い終わる前に幹は屋上を出て行った
陣流の奴らは唖然としている
それはそうだろう
あんな大声を幹はあまり出さない
喋る時も声が小さくて聞こえない事多いし
僕は幹を追いかけようとした
おっと
僕は一旦走り出した足を止めて背を向けたまま陣流に話し掛けた
『とにかく、僕らに関わんないで。人が嫌いだからさ、僕達』
そう言って幹の後を追いかけた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
–陽–
京「ねぇ幹、待ってよ!ねぇってば!」
後ろで京が俺に呼び止めている
だから止まると
京「わ!いきなり止まんないでよ!!転んだじゃん!んっ」
次はそう怒られた
意味がわからない
俺は言われた通りにしただけだ
京「んっ」
そんな事を考えていると京が手を差し出してきた
俺は一瞬何やってんだ?と思ったがすぐ理解した
あーあそういう事か・・・・・・・
『はぁ』