離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
 フワリッと、下ろされたと同時にバスタオルをスルッっと引き抜かれて、チュッチュッチュッと、キスの雨が降って来た。

 貪るようなキスが唇に落とされ、口内を一通り舐めまわすと、直ぐに二つの膨らみの先端へと、舌を這わす。

「あぁっ……っ…… 」

 チュッと、吸われ、舌でクニクニッと舐められ、もう片方は指で、挟んでコロコロッと転がされ、甘い吐息と声が漏れ出す。

「ふぁっ……っ あ、ぁぁあっ……っ」

 さっきまで、お風呂場で悪戯されてたのも、相まって、身体は直ぐに熱く開く。

 蓮斗さんの手が、脇腹をくすぐり、太腿の間に滑り込み、そこが蕩け出しているのに気付くと、胸から唇を離して、私と目線を合わせた。

「…… 俺を欲しがって、涎を垂らしてるな」

「……やっ、そんな事、口に出さないで…… 」

 もう何度も身体を繋げているのに、恥ずかしさはなくならない。

 
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