離婚するはずだったのに記憶喪失になって戻ってきた旦那が愛を囁き寵愛してきます
  私の中を探るように、ユルユルッと律動を始めると、それに合わせて、私の甘い吐息も溢れ出す。

「あ……っ、あ、あ、んっ、そこダメェ……ッ」

「どこだ? ん? んんっ? ここか? 」

 嬉しそうに、グリグリッとそこを攻められて、繋がったところがキュンキュンッする。

「あぅっ……っ、ハァァァ……ッ…… ダ……メって…… 言ってるのに…… っ」

「じゃ、ここは? 」

 ズンッと、奥を突かれて、息が詰まり一瞬、目の前が真っ白になった。

「ーーーーーーッ!!! 」

 蓮斗さんのモノをギュウギュウと締め付け、ビクビクッと身体を震わせた。

「クッ、可愛いすぎる……っ」

 蓮斗さんの、穿つリズムが早くなり、イッたばかりの私は、過ぎる快感に脳まで溶けて朦朧とする。

 甘く、艶やかな吐息を耳元で感じで、身体は快感を拾い、またしても、頂点まで昇っていく。

「っんあああああぁぁっーーーーーーっ!! 」
「ッーーーーーーーーーッ!! 」

 ググッっと、最奥に蓮斗さんのモノを打ち付けられ、ジワッっと温かいモノが広がるのを感じ、グッタリと、肢体から力が抜けた。

 蓮斗さんも、額に汗をかいた、ほんのりと頬を上気させて色気を振り撒いている。

 私は彼に覆い被さるようにして、二人でベットに沈み込んだ。

 




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